山と緑に囲まれた自然豊かな鮭川村。そのおいしい空気ときれいな冷たい水をふんだんに取り入れて、自然環境に近い室内で栽培を行っています。
おがくずは、山形産と秋田産のブナやナラの広葉樹から作られた、放射線検査をクリアした安全なものを使用。そのおかくずに、水と、原料検査を行った小麦のぬか・米のぬか・大豆皮などを含むオリジナルの栄養剤を混ぜ、約80日でしっかりしたなめこが育つ培地を作ります。
高温で殺菌した培地に、クリーンルームでなめこの菌を植えてから、温度や湿度を調整し春や夏のような気候を再現した部屋で、約65日間じっくりと培養します。その後水をかけて、さながら秋の雨季のような水蒸気たっぷりの部屋で待つこと約7日。元気ななめこの芽が出てきます。
2台の収穫機により1時間あたり約600kgのなめこを機械で切ることで、スピーディかつ手作業による雑菌等の汚染の可能性を排除。おがくず等の異物を水で洗い流し、速やかに包装機にて包装され1袋ずつ金属探知機でチェックされます。目視でしっかり異物をチェックし、箱詰めし冷蔵庫へ。新鮮なうちにお客様の元に届くよう、収穫当日もしくは翌日には出荷しています。
2019年5月にJGAP認証を取得し、従業員一同、食の安全・労働安全・環境保全への意識を高めながら、常に品質の高いなめこを提供できるよう、日々の業務に真摯に取り組んでいます。